数の単位
(NO1)

科学技術の進歩とともに、長さ、面積、体積、質・量、速さ、加速度、圧力
仕事熱量・効率、振動数・周波数、放射能・照射吸収線、角度、温度などの
各種単位用語がはんらんする。

名称 記号 単位に乗ぜられる
倍数
備考
エクサ exa E 1018 100京(けい)倍。1975年第15回国際度量衝総会で追加。
ギリシャ語のhex(6という意味)に由来する。
ペタ peta P 1015 1000兆倍。(同上)ギリシャ語のpente(5という意味)に由来する。
テラ tera T 1012 1兆倍。テラヘルツ(THz)ギリシャ語のteras(妖怪という意味)に由来する。
ギガ giga G 109 10億倍。ギガヘルツ(GHz)ギリシャ語のgigas(巨人という意味)に由来する。
メガ mega M 106 100万倍。メガヘルツ(MHz)、メガトン(Mt)など、よく使われる。
ギリシャ語のmegas(大量)に由来。
キロ kilo K 103 1000倍。キログラム(Kg)、キロメートル毎時(Km/h)など、単に○○キロとよぶことが多い。ギリシャ語のKhilioi(1000)に由来。
ヘクト hecto h 102 100倍。ヘクトプールは縮めてヘクタール(ha)というが、それ以外は日常余り用いられない。ギリシャ語のhekaton(100)に由来。
デカ deca da 10 10倍。余り使われていない。ギリシャ語のdeka(10)に由来。
デシ deci d 10-1 10分の1。デシメートル(dm),立法デシメートル(dm3)など。なおリットル(l)は立法デシメートルの特別の名称としてSI単位系で立法デシメートルと共に併用してよい単位とされている。
ラテン語のdecem(10)に由来。
センチ centi c 10-2 100分の1。日常センチというのはセンチメートルを指すことが多い。ラテン語のcentum(100)に由来。
ミリ mili m 10-3 1000分の1。ミリメートル(mm)、ミリグラム(mg)、ミリバール(mbar)などは単に「ミリ」ということが多い。ラテン語のmilli(1000)に由来。
マイクロ micro µ 10-6 100万分の1。マイクロ秒、マイクロセカンド(µS)、マイクロアンペア(µA)、マイクロファラド(µF)、マイクログラム(µg)などがしばしば使われる。ラテン語のmicron(微小)に由来。
ナノ nano n 10-9 10億分の1。ナノ秒(ナノセカンドns)、ナノファラド(nF)、ラテン語のnannos(小人)に由来
ピコ piko p 10-12 1兆分の1。ピコ秒(ps)、ピコファラド(pF)、ラテン語のpicus(少量)に由来。
フェムト femto f 10-15 1000兆分の1。ケルト語のfemten(15という意味)に由来する。
アト atto a 10-18 100京分の1。ケルト語のatten(18という意味)に由来する。

 SI単位の接頭語一覧表